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NEC、2万円台前半のAndroid 5.0対応8型格安タブレット

~WUXGA解像度の10.1型も用意

8型の「TE508/BAW」

 NECパーソナルコンピュータ株式会社は、低価格Androidタブレット「LAVIE Tab E」シリーズから新モデルを投入、8型「TE508/BAW」と10.1型「TE510/BAL」の2機種を7月23日に発売する。NEC Directによる税別直販価格は順に22,800円、33,800円。

 両製品ともAndroid 5.0を搭載し、国内のタブレット製品では初と言う「Dolby Atmos」をサポート。映画館などで使われる立体音響用のサラウンドフォーマットで、臨場感溢れるサウンドを楽しめるとしている。

LAVIE Tab E TE508/BAW

正面
背面

 8型「TE508/BAW」の従来モデルからの主な変更点は、本体画面周りのフレームが細くなったこと。これにより片手持ちでの操作性が向上したと言う。

 主な仕様は、SoCがMediaTek MT8161(1.3GHz、4コア)、メモリ1GB、ストレージ16GB、WXGA(1,280×800ドット)表示対応8型IPS液晶ディスプレイ。バッテリ容量は4,290mAhで、約8時間のWeb閲覧、約7時間の動画再生が可能。バッテリ充電時間は約3時間となっている。

 インターフェイスは、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDカードスロット、Micro USB、200万画素前面/500万画素背面カメラを搭載。センサー類には加速度、GPSを装備。そのほか音声入出力などを備える。

 本体サイズは約125×210×8.9mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約354g。本体色はホワイトのみ。

上面
底面
左側面
右側面

LAVIE Tab E TE510/BAL

10.1型の「TE510/BAL」

 10.1型「TE510/BAL」の従来モデルとの違いは、新たにWUXGA解像度(1,920×1,200ドット)のIPS液晶を採用したことに加え、高い音圧とサラウンド感を演出するというマルチスピーカー(3チャンネル)を実装した点。前述のDolby Atmos対応により、多次元サウンドを期待できる。

 主な仕様は、SoCがMediaTek MT8165(1.7GHz、4コア)、メモリ2GB、ストレージ16GB、WUXGA表示対応10.1型IPS液晶ディスプレイ。バッテリ容量は7,000mAhで、約12時間のWeb閲覧、約9時間の動画再生を可能とし、充電時間は約5.5時間となる。

 インターフェイスは、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDカードスロット、Micro USB、500万画素前面/800万画素背面カメラを搭載し、加速度センサーとGPSを備える。そのほか音声入出力を装備する。

 本体サイズは約247.4×171.9×8.99mm(同)で、重量は約522g。本体色はネイビーブルーの1色。

正面
背面
上面
底面
左側面
右側面

オプションで専用カバーも用意

 両モデルともに専用カバーと保護フィルムがセットになった別売オプションを用意。TE508/BAWにはネイビーブルーとベージュの2色があり、税別直販価格はどちらも2,980円。TE510/BALはネイビーブルーの1色だけだが、カバー開閉による自動画面点灯と自動スリープ機能を利用できる。価格は同4,980円となる。

TE508/BAW用のベージュカバー「PC-AC-AD006C」
TE508/BAW用のネイビーブルーカバー「PC-AC-AD005C」
カバーをスタンドとして利用
TE510/BAL用のネイビーブルーカバー「PC-AC-AD004C」
カバーをスタンドとして利用

コンビニ配達での修理依頼やAndroidタブレット専用窓口を新設

 これまでの同社の修理対応では、自宅からの引き取りと販売店への持ち込みのみだったが、回収に時間を要すことなどから、今回からコンビニ配達でのNEC修理センターへの直送が可能となった。送料は自己負担となるが、迅速な修理受付が可能になると言う。

 また、Androidタブレットの専用窓口「LAVIE Tabサポートセンター」を新設。製品購入から1年間の無料電話サービスのほか、チャットによる相談も受け付ける。なお、今後はサービスを拡大し、Windowsタブレットのサポートも受け付ける予定。

(中村 真司)