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各社、Radeon R9 Fury X搭載カードを発売
(2015/6/25 14:16)
既報の通りAMDは24日、HBM(High Bandwidth Memory)を搭載した新GPU「Radeon R9 Fury X」のスペックを公開した。
現時点ではPowerColor、Sapphire Technology、玄人志向の3社から同GPU搭載ビデオカードが発表されており、6月24日より順次発売する。ここでは製品の仕様や価格を簡単にまとめた。
各社製品は全てリファレンスデザインのカードであり、GPUクロック、メモリクロックといった仕様は全て共通となる。そのため、仕様は個別に記載していないが、各製品の紹介ページへのリンクを貼っているので、気になる人はそちらを確認して欲しい。価格はオープンプライスだが、全社ともに税別店頭予想価格を10万円前後としている。
Radeon R9 Fury Xの主な仕様は、Stream Processor数が4,096基、GPUクロックが1,050MHz、メモリはHBMで、クロックは1,000MHz、バス幅は4,096bit、容量は4GBとなる。
拡張スロット用のインターフェイスはPCI Express 3.0 x16。映像出力インターフェイスは、DisplayPort 1.2×3、HDMI 1.4a×1。PCI Express補助電源コネクタは8ピン×2を備える。
ビデオカードのサイズは195×110×40mm(幅×奥行き×高さ)。水冷クーラーのサイズは実測で119×64×153(同)で、ファンを含めない場合の奥行きは37mm。水冷クーラーのチューブ長は実測で360mm。ラジエータに12cm角ファンを1基装着している。