ニュース
GIGABYTE、3連ファン式のGeForce GTX 980 Ti搭載カード
～GPUクロックは最大1,291MHzまで上昇
（2015/6/8 16:34）
GIGABYTEは、NVIDIAのハイエンドGPU「GeForce GTX 980 Ti」を搭載したオリジナルファン採用ビデオカード「GV-N98TG1 GAMING-6GD」を6月上旬から中旬頃に発売する。税別店頭予想価格は105,500円前後の見込みで、販売はCFD販売が行なう。
GeForce GTX 980 Tiは、GTX TITAN Xに次ぐハイエンドGPUで、GeForce 900シリーズの中では最上位の性能を誇り、2,816基という膨大なCUDAコアや6GBもの大容量メモリを備えている。
本製品の特徴は、GIGABYTEのオリジナルクーラー「WINDFORCE 3X」を搭載している点で、2スロットを占有する大型のトリプルファンを実装。さらに、GPUの熱移動を促すヒートパイプには直径8mmのものを5本と6mmのもの1本を組み合わせた「クーパーヒートパイプ」を採用し、600Wクラスの冷却能力を備えている。
そのほか、独自ユーティリティの「OC GURU II」を使用することで、2パターンのGPUクロックの切り替えに対応。オーバークロック向けの「OC Mode」か、ゲーム向けの「Gaming Mode」を選択でき、それぞれのモードに適したベースクロックとブーストクロックが設定される。
主な仕様は、OC Mode時のベースクロックが1,190MHzで、ブーストクロックは1,291MHz。Gaming Mode時はベースクロック1,152MHz、ブーストクロック1,241MHz。なお、リファレンスカードのベースクロックとブーストクロックは順に、1,000MHz、1,075MHzとなる。
メモリはGDDR5 6GBで、動作クロック7,010MHz、バス幅は384bit、PCI Express補助電源コネクタは8ピン×2。インターフェイスは、DisplayPort×3、HDMI出力×1、デュアルリンクDVI-I×1、DVI-D×1。
本体サイズは295×129×43mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は非公開となっている。
