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Huawei、HDDを内蔵可能な無線LANルーター

~IEEE 802.11ac対応

「honor cube」

 華為技術日本株式会社(Huawei Technologies)は、ホームサーバー機能搭載ルーター「honor cube」を国内向けに発売開始した。価格は13,824円。

 honor cubeは、最大867Mbpsで通信可能なIEEE 802.11ac対応の無線LANルーターで、ルーター機能に加え、HDDスロットとHDMI出力を搭載し、PCやスマートフォンなどから取り込んだ写真や音楽、動画などのデータを、本製品に接続したTVや、無線経由でスマートフォン/タブレットなどで閲覧できるのが特徴。

 押すだけでUSBメモリやSDカードに保存されている写真や動画、音楽を、cubeに内蔵されたHDDへ取り込むことができる「クイック転送ボタン」、Wi-Fi接続時に自動でスマートフォンのデータをバックアップする自動バックアップ機能を備える。

 搭載可能HDDは2.5インチ、9.5mm厚で、最大4TBまで。HDD非搭載モデル、1TB HDD搭載モデルの2つがラインナップされ、HDD搭載モデルの価格は21,384円となっている。

 主な仕様は、対応無線規格がIEEE 802.11a/b/g/n/ac、本体ストレージ4GB、メモリ1GBで、搭載OSはAndroid 4.2/Linux。インターフェイスはUSB 2.0、SDHCカードスロット、HDMI、オーディオ出力を備える。

 サイズは約123×123×263mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1,138g。パッケージにはリモコンが付属する。

背面部。搭載インターフェイスが並ぶ
HDD搭載スロット。天板を外すことでアクセスできる

(佐藤 岳大)