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NEC、1,733Mbpsに対応した11acルーター
(2015/5/8 12:39)
NECは、IEEE 802.11ac対応無線LANルーター「Aterm WG2600HP」、および「Aterm WG1200HS」を5月22日より発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は前者が2万円前後、後者が7,000円前後の見込み。
Aterm WG2600HPは最大1,733Mbpsの高速通信が可能な無線LANルーター。4本のアンテナで4ストリームに対応し、5GHz帯で最大1,733Mbps、2.4GHz帯で最大800Mbpsで転送が可能。1,733Mbps対応はASUS、NETGEARに続く3番手と見られる。
放熱設計の最適化やμSRアンテナの採用等により、11ac/4ストリーム対応の無線LANルーターとして国内最小サイズを実現した。またビームフォーミング機能により複数端末の同時接続時でも快適な通信環境を実現する「MU-MIMO」にも対応する。
同社独自のμSRアンテナなどを活用した「新アンテナシステム」により、アンテナ間に生じていた電波干渉が軽減、実効通信速度が約20%、実測値で100Mbps以上の速度向上を実現したとしている。
主な仕様は、無線がIEEE 802.11a/b/g/n/ac、有線WAN/LANともにGigabit Ethernet(WAN×1、LAN×4)。USB 3.0を備え、接続したストレージを簡易NASとして利用可能。セキュリティは128bit WEP、WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)など。独自の接続技術「らくらくスタート」をサポートする。
本体サイズは約38×130×181mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約0.6kg。
本機を2台セットにし、片方をコンバータとして使うことで相互で1,733Mbpsで通信できるセット「PA-WG2600HP/E」も6月4日に発売する。税別店頭予想価格は39,000円前後の見込み。
Aterm WG1200HSは最大867Mbpsでデータ転送可能な無線LANルーター。11ac/2ストリームに対応し、5GHz帯で最大867Mbps、2.4GHz帯で最大300Mbpsでの転送が可能。USBポートを備えない以外、規格などはWG2600HPとほぼ同等。本体サイズは約33×97×146(同)、重量は約0.3kg。