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NEC、Wi-Fi可視化や接続制限に対応した11ac無線LANルータ
（2016/4/4 11:00）
NECプラットフォームズ株式会社は、IEEE 802.11ac対応無線LANルータ「Aterm WG2200HP」、「Aterm WG800HP」を4月14日より発売する。価格はオープンプライス。
Aterm WG2200HPは、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応の無線LANルータ。税別店頭予想価格は16,980円で、2基をセットにした「イーサネットコンバータセット」は税別店頭予想価格33,000円前後の見込み。
4x4 MU-MIMO(2.4GHz帯は3x3)、ビームフォーミングに対応しており、規格上の最大転送速度は5GHz帯で1,733Mbps、2.4GHz帯で450Mbps。
「WG2600HP」と「WG1800HP2」の間に位置するスペックで、4x4対応のライトモデルという位置付け。WG2600HPは1.4GHz駆動のデュアルコアCPUを採用しているのに対し、本製品では700MHzのシングルコアCPUを搭載。このため、実効スループットは、前者の1,276Mbpsに対し、952Mbpsとなっている。
機能面では、端末毎に利用時間をスケジュール設定できる「こども安心ネットタイマー」のほか、NFCを利用した「らくらく『かざして』スタート、」、QRコードを利用した「らくらくQRスタート2」などに対応。
加えて、本製品では新たに「見えて安心ネット」という機能を搭載しており、Wi-Fiのグラフィカルな可視化と管理が可能となった。具体的には、スマートフォン用アプリ「Aterm スマートリモコン」経由でWebブラウザからルータにログインすると、接続機器の一覧表示(MACアドレスで識別)および、機器の電波強度、接続履歴、接続している周波数帯といった情報の閲覧や、接続機器ごとに「接続の許可/制限/拒否」などの管理ができる。
そのほか、ノイズ抑制技術「μEBG」、超小型の高性能アンテナ「μSRアンテナ」などの採用により、アンテナ内蔵設計ながら高速通信を実現した。
WAN/LANともにGigabit Ethernetで、LANポートは4基。USB 2.0を備える。
本体サイズは約35×130×181mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約400g。縦置き/横置き/壁掛けの各設置に対応する。
Aterm WG800HPは、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応の無線LANルータ。税別店頭予想価格は5,980円前後の見込み。
同じ11ac 1x1対応の既存モデル「WF800HP」から、WAN/LANともにEthernetからGigabit Ethernetへ高速化。そのほか、らくらくかざしてスタートや、こども安心ネットタイマーの対応が追加されている。
LANポートは3基を備える。本体サイズは約33×97×146mm(同)。