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Samsung、「SSD 850 EVO」のM.2とmSATA版
（2015/4/17 09:00）
日本サムスン株式会社は、積層構造の「3D V-NAND」を採用する「SSD 850 EVO」シリーズに、M.2およびmSATAインターフェイスモデルを追加。発売を開始した。価格はオープンプライスで、全モデルとも5年保証が付いている。
850 EVOシリーズは、NANDの記録方式に1セルに対して3bitの記録を行なう「TLCの3D V-NAND」を採用するSSD。価格対性能比が高く、最上位で2bit/セル 3D V-NAND搭載の850 PROシリーズよりも安価に入手できる。
SSD 850 EVO M.2シリーズ
M.2版のラインナップは、500GB、250GB、120GBの計3種類。シーケンシャルアクセス速度は、リードが最大540MB/sec、ライトは最大500MB/sec。4Kランダムアクセス速度(QD32)は、リードが97,000IOPS、ライトが89,000IOPS。
平均故障間隔(MTBF)は全モデル150万時間、総書き込みバイト数(TBW)は、500GBモデルが150TBで、ほかは75TB。店頭予想価格は上から順に、32,800円、17,800円、11,800円の見込み。
形状はM.2 Type 2280。なお、内部的にはSATA 3.0接続のため、PCI Express接続のM.2スロットでは使用できない。
SSD 850 EVO mSATAシリーズ
mSATA版のラインナップは、1TB、500GB、250GB、120GBの計4種類。シーケンシャルアクセス速度は、リードが最大540MB/sec、ライトは最大520MB/sec。4Kランダムアクセス速度(QD32)は、リードが97,000IOPS、ライトが88,000IOPS。
平均故障間隔(MTBF)は全て150万時間、総書き込みバイト数(TBW)は、1TBと500GBモデルが150TBで、それ以外は75TBとなる。店頭予想価格は上から順に、69,800円、32,800円、17,800円、11,800円の見込み。
