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ASUS、基板長が170mmと短いOC版GTX 970/GTX 960搭載カード
(2015/4/3 15:13)
ASUSは、カードの全長が170mmと短い、NVIDIA製GPU搭載オーバークロック版ビデオカード2種類を4月4日に発売する。
2製品とも価格はオープンプライス。GeForce GTX 970を搭載する「GTX970-DCMOC-4GD5」の店頭予想価格は48,000円前後。GeForce GTX 960搭載の「GTX960-MOC-2GD5」の店頭予想価格は33,000円前後の見込み。
両製品の特徴は、わずか170mmという長さのカードでありながら、オーバークロック仕様であること。Mini-ITXマザーボードと同寸であるため、コンパクトなPCとの相性が良く、さらにリファレンス設計のビデオカードよりも優れた性能を発揮する。ただし、マザーボードの拡張スロットを2スロット分を占有する。
さらに、ASUS独自の「CoolTechファン」を搭載。搭載ファンは1基ながら、通常の垂直方向のほかに、横方向に強い圧力で空気を押し出すというブロアーファンのハイブリッド構造を採用することで、広範囲に強力な風を送ることができ、高い冷却性能を実現している。
そのほか、ASUS独自の高品質部品「Super Alloy Power」に準拠したコンデンサやコイルを実装し、部品レベルでの性能向上と信頼性を高めている。また、モニタリング&OCツールの「GPU Tweak」を利用することで、Windows上からGPUステータスの監視とオーバークロックなどを行なうことができる。
GTX970-DCMOC-4GD5の主な仕様は、ベースクロック1,088MHz(リファレンスの定格クロックは1,050MHz)、ブーストクロック1,228MHz(同1,178MHz)、メモリはGDDR5 4GBで動作クロック7,010MHz、CUDAコアが1,664基、PCI Express補助電源コネクタは8ピン×1。インターフェイスは、DisplayPort、HDMI 2.0、DVI-I、DVI-D。サイズは約170×122×41mm(幅×奥行き×高さ)。
GTX960-MOC-2GD5の主な仕様は、ベースクロック1,190MHz(同1,127MHz)、ブーストクロック1,253MHz(同1,178MHz)。メモリはGDDR5 2GBで動作クロック7,010MHz、CUDAコアが1,024基、PCI Express補助電源コネクタは6ピン×1。インターフェイスは、DisplayPort×3、HDMI 2.0、DVI-I。サイズはGTX970-DCMOC-4GD5と共通。