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最新のNexusやAndroid Wear、Chromebookが六本木に集結
~日本未発売製品も
(2014/11/12 17:16)
グーグル株式会社は12日、報道関係者を対象にした最新製品のタッチ&トライイベントを六本木のカフェで実施。Nexusシリーズや、スマートウォッチのAndroid Wear製品、先日一般向け発売も解禁になったChromebookなど、日本未発売のものを含む新製品が一堂に展示、公開された。
Nexus 6/9
NexusシリーズはAndroid 5.0 Lollipopを標準搭載するMotorola製スマートフォン「Nexus 6」とHTC製タブレット「Nexus 9」が展示。
「Nexus 6」は、12月上旬以降発売予定で、直販価格は32GBが75,170円、64GBが85,540円。ハードウェアの主な仕様は、Snapdragon 805(2.7GHzクアッドコア)、メモリ3GB、1,440×2,560ドット表示対応5.96型有機ELなどを搭載。背面カメラはf/2.0 1,300万画素で光学式手ぶれ補正や4K動画撮影に対応。
本体サイズは82.98×159.26×10.06mm(幅×奥行き×高さ)、重量は184g。バッテリ容量は3,220mAhで、Wi-Fiでインターネット使用時9.5時間、LTEでインターネット使用時、10時間利用できる。
特徴としては、上述の高精細な画面のほか、前面にステレオスピーカーを搭載し、動画などの再生に好適。デザイン面ではNexusシリーズで初めてアルミ製筐体を採用する。
「Nexus 9」は、Wi-Fi版が発売済みで、LTE版も近日発売。直販価格は16GBが43,090円、32GBが49,570円、32GB LTEが64,690円。ハードウェアの主な仕様は、Tegra K1(2.3GHzデュアルコア、64bit Denver)、メモリ2GB、2,048×1,536ドット表示対応8.9型IPS液晶などを搭載。背面カメラはf/2.4 800万画素。
本体サイズは153.68×228.25×7.95mm(同)、重量はWi-Fi版が425g、LTE版が436g。バッテリ容量は6,700mAhで、W-Fiでインターネット使用時9.5時間、LTEでインターネット使用時8.5時間利用できる。
特徴としては、Nexusシリーズで初めて64bit対応のSoCを搭載。Android 5.0と併せて64bit環境で利用できる。こちらも、前面にHTC BoomSoundというステレオスピーカーを搭載する。
Android Wear
スマートウォッチであるAndroid Wear端末は、LGの「G Watch」と「G Watch R」、Samsungの「Gear Live」、ASUSの「ZenWatch」、ソニーの「SmartWatch 3」が展示。LGとSamsung製品は発売済みで、ASUSとソニー製品は11月以降順次発売される。価格は2~3万円程度。
Android Wearは、Androidスマートフォンと組み合わせて使うウェアラブルデバイスで、時計としての機能のほか、スマートフォンと連動して、通勤時の渋滞、天気などの情報を逐次表示したり、電話やメール、メッセージが届くとその通知を表示。電話に出られない時は提携メッセージを送信したり、音声で読み上げて、メールの返事を書いたりできる。また、心拍数や歩数計などの活動量計機能や、ナビゲーション機能、タクシー配車やフィットネス、音楽再生アプリなどの音声操作機能なども備える。