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日本エイサー、独自ヒンジで逆向きにも着脱できる10.1型2-in-1

~キーボードには500GB HDD内蔵

「Aspire Switch 10」

 日本エイサー株式会社は、タブレット部を外して、逆向きにも取り付けられる10.1型2-in-1「Aspire Switch 10」を10月10日より発売する。価格はオープンプライス。

 最大2.8kgの荷重に耐えられる「Acer Snap Hinge」という独自のヒンジを採用。タブレットとキーボードが不意に外れることを防ぎつつ、端を持って持ち上げると簡単に外せる。また、タブレットは裏表どちら向きにも取り付けられ、360度回転するので、キーボード面を内側にして折りたたみ、フォトフレームのようにコンテンツを閲覧できる「ディスプレイ」モードや、「テント」モードなどでも利用できる。

 2モデルが用意され、下位モデルはKINGSOFT Office 2013 30日体験版を搭載し、店頭予想価格は4万5千円前後。上位モデルは、Microsoft Office Home and Business 2013とキーボード内に500GBのHDDを内蔵し、店頭予想価格は6万円前後。

 タブレットの仕様は共通で、Atom Z3735F(1.33GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、ストレージ64GB、1,280×800ドット/5点タッチ対応10.1型IPS液晶(Gorilla Glass 3)、Windows 8.1 with Bing(32bit)を搭載。

 インターフェイスは、Micro USB 2.0、USB 2.0(キーボードポート)、Micro HDMI、microSDカードスロット、HD Webカメラ、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、音声入出力などを装備。

 タブレットの本体サイズは、約261.6×177.1×8.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約585g。キーボード合体時の厚みは約20.2mmで、重量はHDDなしが約1,170g、HDDありが約1,200g。バッテリ駆動時間は約8時間。

強力な磁石を内蔵するが、端を持つとすっと外せる独自ヒンジ
液晶をひっくり返して、折りたたんだところ
ディスプレイモード
テントモード

(若杉 紀彦)