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NEXX、書き殴りも認識できる手書き文字入力ペンタブレット
~日/中/韓/英対応
(2014/8/26 12:54)
株式会社NEXXは、手書きによるテキスト入力を行なうタブレット「Handwriting Tablet」シリーズ3モデルを発売した。
手書き文字をテキストに変換する、手書き入力専用のペンタブレット。“中国語手書き文字認識の父”と言われるDr.E.T.Tsay氏が率いるPenpowerの技術を採用し、NEXXとの協業により、日本語環境で快適な手書き文字入力を実現するという。楷書体に加えて、草書体も高い精度で高速に変換。英語のアルファベット筆記体も高精度で認識できるという。
英語、日本語漢字、カタカナ、ひらがな、記号、数字に加え、中国語の23,000個に及ぶ繁体/簡体字、4,941の香港文字、韓国語(Mac版除く)もサポート。Unicodeに対応し、日本語OS上で正確に表示できるとしている。学習機能を備え、ユーザーの筆跡を覚えさせることで認識精度が向上するシステムとなっている。
入力には専用の「Handwriter X」アプリを利用。手書き文字は即時に認識されるが、認識を開始するまでの時間や、表示する文字のスタイルを調節可能。連続した7文字までを表示し、7文字目以降は自動的に前の方から順次テキスト出力を行なう。認識が間違っている場合は、候補ウィンドウから選べる。
「Handwriting Tablet -YoYo」(ヨーヨー:型番NTBL-620)は下位モデルで、価格は9,504円。入力エリアは約102×76mm(幅×奥行き)。対応OSはWindows Vista/7/8、およびMac OS X 10.6以降。
「Hadwriting Tablet -Lohas」(ロハス:型番NTBL-630)は上位モデルで、価格は12,744円。入力エリアは約152×114mm(同)。対応OSはWindows Vista/7/8、およびMac OS X 10.6以降。
「Hadwriting Tablet -EZ Handwriter」(イージーハンドライター:型番NTBL-610)は本体内にプログラムを内蔵し、インストールが不要なモデル。価格は13,824円。入力エリアは約100×57mm(同)。対応OSはWindows Vista/7/8。
インターフェイスはいずれもUSB。ペンはバッテリ式で、ペン用スタンド、交換用の芯が3本付属する。
新製品の投入に併せて、文字をなぞってOCRを行なうラインスキャナ「miniScanEYE」(MSE)とのコラボレーションパッケージを発売する。価格は、MSE Pro2とEZ Handwriterの組み合わせの「miniScan ProSuite 1」が28,404円、MSE BTとEZ Handwriterの組み合わせが29,268円、MSE Pro2とLohasの組み合わせが29,484円、MSE BTとLohasの組み合わせが30,348円となっている。