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ソニー、専用アプリでライフログを記録できるリストバンド型活動量計

「SmartBand SWR10」
5月23日 発売

価格:オープンプライス

 ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社は、専用アプリとの組み合わせでライフログ(日々の記録)を保存できるリストバンド型の活動量計「SmartBand SWR10」を5月23日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は9,800円(税別)。

 1月に米ラスベガスで開催されたInternational CESで披露された製品の国内発売。加速度センサーやBluetooth 4.0(LE)、NFC、Micro USB、メモリ16KB、ストレージ256KB、ボタン、LEDなどを備える「コア」と、リストバンドから成る製品。コアはIPX8/5Xの防水防塵対応。

 コアのバッテリはリチウムイオンで、充電はMicro USB経由で行なう。バッテリ駆動時間は約5日間。

 Google Playで提供されるAndroid 4.4対応アプリ「Lifelog」との組み合わせにより、歩数や睡眠時間などを記録できるほか、Android端末上で聞いた音楽や写真の撮影履歴などを、時系列に沿って記録し、閲覧が可能。移動しているなら歩いたアニメーションになるなど、グラフィカルにライフログを表示する。また、記録に残しておきたい印象的な出来事が起きたときにコアのボタンを2回押すことで日時や場所を記録できる。

 なお、写真などの端末ローカルデータを除き、情報はクラウド側に保存。認証のためにSony Entertainment Network(SEN)のアカウントが必要となるが、端末を変更した場合でも同期できる。

 このほか、加速度センサーにより睡眠サイクルを分析し、ユーザーが指定した時刻の前後で浅い眠りとなっているタイミングで振動する目覚まし機能や、電話やメール/SNSなどの更新を通知する機能、WALKMANアプリの操作にも対応。

 スマートフォンとの接続はBluetooth 4.0で、NFCを利用したペアリングに対応。スマートフォンとの接続が確立していない状態では、加速度センサーから収集された情報をコア側に5日間ほど記録しておけるという。

専用アプリ「Lifelog」

 リストバンドは標準でブラックのSサイズ(長さ約214mm)およびLサイズ(同250mm)を付属。6月以降、オプションでカラーバンドの提供も予定。ブラック/ブルー/オレンジをセットにした「Classic」、ホワイト/ライトピンク/ダークグリーンをセットにした「Fashion」、パープル/イエロー/ピンクをセットにした「Active」の3タイプを予定している。また、バッファローやMSY、レイアウトら、サードパーティからのリストバンド発売も予定されているという。

 コアの本体サイズは約40.7×15.3×7.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6g。リストバンドを含む重量はSサイズで約20g、Lサイズで約21g。

オプションのカラーバンド「Classic」
オプションのカラーバンド「Fashion」
オプションのカラーバンド「Active」

(多和田 新也)