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ヤマハ、自動作曲機能などを提供するオンラインサービス「ボカロネット」

ボカロネット
7月 提供開始予定

 株式会社ヤマハは24日、歌声合成技術の「VOCALOID」に関連するさまざまな機能を提供する会員制クラウドサービス「ボカロネット」を発表。7月を目処に提供を開始する。

 サービスは、VOCALOIDでの楽曲制作を支援するさまざまな機能を提供する予定としている。サービス開始段階では、現在法人向けに提供している、歌詞を入力することで歌声と伴奏を加えて自動作曲する「VOCALODUCER」をWeb上で使えるサービスや、楽曲データをやりとりできるストレージサービス「ボカロストレージ」を提供する。

 利用にあたっては会員登録が必要だが、VOCALODUCER、ボカロストレージともに無料利用が可能。ただし無料ユーザーはVOCALODUCERの利用回数制限や一部機能の制限が掛かるほか、ストレージ容量が500MBとなる。月額500円(税別)のプレミアム会員に登録することで、VOCALODUCERの歌声の種類、伴奏音源などの機能が使え、ストレージ容量が5GBに増量される。

ボカロネットのイメージ

(多和田 新也)