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東芝とSanDisk、世界初15nmプロセスNANDフラッシュメモリ
(2014/4/23 12:13)
株式会社東芝は23日、世界初という15nmプロセスを用いた2bit/セルの128Gbit NANDフラッシュメモリを開発したと発表した。4月末より量産を開始する。米SanDiskも同様に15nmプロセス品を発表、2014年7月以降に量産を開始する。
15nmプロセスルールを適用するとともに、周辺回路の工夫で世界最小クラスのチップサイズを実現。速度面でも現行の19nm第2世代品と比較して、書き込みが同等、データ転送速度は1.3倍の533Mbpsを達成した。
製造は四日市工場の第5製造棟で、19nm第2世代品から切り替えて順次量産する。2014年秋には建設中の第5製造棟(第2期)でも製造する。
今回のプロセスを採用した3bit/セル品も、今四半期中の量産開始を計画。並行してNANDコントローラも開発しており、スマートフォン/タブレットなどに展開するほか、ノートPC用SSDの開発も進める。