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Acer、次期CEOをTSMCから招聘

12月23日(現地時間)発表

 台湾Acerは23日(現地時間)、Taiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)の現ワールドワイド販売およびマーケティング担当上級副社長であるJason Chen氏を、2014年1月1日より社長兼最高経営責任者(CEO)として招聘することを発表した。

 同社は11月5日(同)に、会長兼CEOのJ. T. Wang氏が退任し、社長のJim Wong氏が2014年1月1日からCEOに就任する人事を発表。しかし、約2週間後の21日(同)になって、両名が業績悪化から引責辞任し、取締役のStan Shih氏が会長兼暫定社長になることを発表し、新たな社長となる人物を探していた。

 新社長のChen氏は2005年からTSMCの副社長を務め、それ以前には1988年から1991年までIBMで、1991年から2005年まではIntelにて台湾および中国での営業担当を経て、Intel本社の副社長などを歴任していた。

 Chen氏を迎えた後も、Stan Shih氏は会長職として在席する。

(若杉 紀彦)