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スマホやタブレットで4K出力できる「micro-DisplayPort」の開発がスタート

10月23日(現地時間) 発表

 ビデオ関連の標準化団体であるVESAは23日(現地時間)、「micro-DisplayPort」コネクタの規格化を開始することを発表した。2014年第2四半期の規格化完了を見込んでいる。

 DisplayPortには、標準サイズのDisplayPortコネクタのほかに、バージョン1のリビジョン1aで規格化が盛り込まれた、Mini DisplayPortが提供されている。これに加えて、スマートフォンやタブレット、薄型ノートPCなどで利用できるコネクタとしてmicro-DisplayPortの開発を行なうことが表明された。

 現時点では、将来的な4K解像度を超えるデータレートをサポートするということ、Mini DisplayPortのデバイス側コネクタのサイズである8.3×5.4mm(幅×高さ)より薄く、小さなものになるという点のほかは公開されていない。

 ちなみに、モバイルデバイスでは現在、Micro HDMIと呼ばれるHDMI Type Dコネクタの採用例が多いが、このサイズは約6.4×2.9mmとなっている。

(多和田 新也)