ニュース
AMD、最大4.7GHz駆動のFX-9370を一般販売
~自作コンテストも開催
(2013/10/3 17:55)
日本AMD株式会社は、ベース4.4GHz/Turbo CORE時4.7GHz駆動のハイエンドCPU「FX-9370」を10月4日に発売する。価格は25,980円。
6月にFX-9590とともに発表されたプロセッサ。FX-9590はPCメーカー各社から搭載PCという形で発売されたが、FX-9370は単体で小売されることとなった。コードネームはFX-8350などと同じVisheraで、32nm SOIを用いて製造される。
主な仕様は、コア数が8基、L1キャッシュは48KB×8、L2キャッシュは1MB×8、L3キャッシュは8MB。対応メモリはDDR3で、速度は1,866MHzに対応。TDPは220W、パッケージはSocket AM3+。倍率はアンロック。
パッケージにはCPUクーラーが付属されておらず、ユーザー自身が用意する必要があるため注意。TDPも220Wと高いため、高性能CPUクーラーを用意する必要がありそうだ。
また、対応マザーボードも限られており、動作保証されているのはASUSの「Crosshair V Formula-Z」、「SABERTOOTH 990FX R2.0」、「M5A99FX PRO R2.0」、GIGABYTEの「GA-990FXA-UD3 Rev4.0」、「GA-990FXA-UD5 Rev3.0」、およびASRockの「990FX Extreme9」、「Fatal1ty 990FX Professional(販売終了品)」の7モデル。
発売にあたって、FX-9370を購入して自作したPCのFX-9370を含む画像と、どのようにFX-9370を活用をしているかについて投稿を募集する「FX-9370の使い方」コンテストを日本AMDのFacebookページ上で展開する。詳細は近日中に案内するとしている。