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ソースネクスト、クラウド技術で新種ウイルスに対応できるセキュリティソフト
(2013/9/25 15:37)
ソースネクスト株式会社は、クラウド技術を応用したセキュリティソフト「クラウドセキュリティZERO」を10月4日に発売する。価格は2,980円。対応OSはWindows XP/Vista/7/8。
ウイルスパターンファイルの更新料が0円のウイルス対策ソフトラインナップの新製品。現在発売中の「ウイルスセキュリティ」(1,980円)の上位、「スーパーセキュリティ」(3,980円)の下位という位置づけ。新製品の投入に合わせて、ブランドを「ZERO」シリーズにリブランド、ウイルスセキュリティとスーパーセキュリティもパッケージを刷新する。
ウイルスセキュリティにはファイル消去、パフォーマンス最適化、レスキューモード(ディスク)機能を追加する一方で、スーパーセキュリティからは仮想ブラウザ、決済ブラウザ、SNS対策、ホームネットワーク管理、盗難対策、ファイル暗号化機能などを省いた。
また、「クラウド・セキュリティ・ネットワーク」と呼ばれるクラウドベースのデータベースを採用。500万台以上のPCで未知のファイルが使用されると、クラウドに転送され即座に解析し、その結果をすべてのPCで共有することで、最新の脅威に素早く対応できるとしている。
9月25日に都内で開かれた「ソースネクスト 海外事業戦略発表会 第二弾&セキュリティ新製品発表会」と題された記者会見では、イメージキャラクターのベッキーさんが招かれ、リブランドに合わせたテーマ衣装で登場。リブランドを祝うケーキとともにトークセッションやフォトセッションを行なった。
また、ソースネクスト 代表取締役社長の松田憲幸氏が登壇し、ソースネクストの過去を振り返り、「驚速」や「特打」といったベストセラーを見せながら、「新しいソフトウェアが開発されても、それがお客様に使われなければ意味がない。ソースネクストは、開発者とお客様を結ぶ存在であり続ける」と、同社の使命を改めて明確にした。
発表会には、ソースネクストと提携してソフトを提供している、SplashtopのCEO マーク・リー氏、Tongbu NetworksのCEO アンソン・シオン氏、PutekoのCEO ケイティ・ケリー氏、UnidocsのCEO チョン・ギタイ氏、Rovio EntertainmentのContry Director, Japan アンティ・ソンニネン氏も招かれ、各々が持つソフトウェアがソースネクストを通して日本で展開できることの喜びを語った。