ニュース

パラレルス、Mac用仮想化ソフト最新版「Parallels Desktop 9 for Mac」

~Windows 8/8.1上でスタートメニューを独自に追加

Parallels Desktop 9 for Mac
8月29日より順次発売

価格:7,900円(通常版)

 パラレルス株式会社は、Mac用仮想化ソフト「Parallels Desktop」シリーズの最新版となる「Parallels Desktop 9 for Mac」を、8月29日より順次発売する。通常版の発売は9月6日。価格は7,900円。

 8月29日にはまずParallels Desktop 7/8ユーザーを対象にしたアップグレード版(4,900円)をParallels直販サイトで発売。9月6日に通常版の販売を開始する。店頭およびeコマースサイトでは、4,900円で提供される4,000本限定の初回出荷限定版を発売。

 このほか、Apple Online Storeでのアカデミック版や大学生協版も発売。価格はいずれも3,900円。従来バージョンで提供されているSwitch to Mac Editionは10月以降の発売を予定。価格は未定。

米Parallels Head of Marketing & Sales, Cross-Platform Application, Asia Pacificのユージニオ・フェランテ氏
Parallels Desktop 9 for Macで重視された改善点

 Parallels Desktop 9 for Macでは、ユーザビリティやパフォーマンス、クラウドストレージへの対応、対応OSの拡張などの機能強化が行なわれた。

 ユーザビリティの面では、Windows上でのPowerNapや辞書ジェスチャーへの対応、初めて利用する人でも直感的に利用できるようにしたという仮想マシンウィザード、Windows環境でのThunderbolt/FireWireストレージへの対応などが挙げられる。また、仮想マシンを含めてセキュリティソフトを一元管理できる設定画面も用意される。

 Windows 8/8.1の仮想マシン上では、独自に追加したWindows 7風のスタートメニューや、Shiftキー+クリックで動作する拡張メニューを利用できる。また、Windowsストアアプリを1つのウィンドウに表示して利用する機能や、Windows上で動作するPDFプリンタも搭載された。

 パフォーマンスは、従来よりストレージパフォーマンスで40%、仮想マシンのシャットダウンで最大25%、同サスペンドが20%、3DグラフィックスとWeb表示が15%、それぞれ高速化したとしている。

 クラウドストレージへの対応は、iCloud、Dropbox、Google Drive、SkyDriveを利用して、仮想マシンとローカルマシンの間のデータを連携できるようにした。

 対応ホストOSはMac OS X 10.6.8以降で、次期Mac OSのMavericksにも対応。ゲストOSはWindows XP/Vista/7/8、Linux、Google Chrome OSなどに対応し、Windows 8.1への対応も表明している。

スリープ中にアップデート作業を行なえるPowerNap機能をWindowsアプリケーションでも利用可能
Mac OS Xの辞書ジェスチャーをWindowsアプリケーションでも利用可能
Macを使い始めたiOSユーザーが違和感を持っていたという仮想化のセットアップ作業を見直し、直感的なウィザードへ変更した
仮想マシン上のOSも含めて一元的にセキュリティソフトを管理できる「セキュリティセンター」
Windows 8の仮想マシン上で、Windows 7風のスタートメニューを実装
LaunchpadからShiftキー+クリックの操作を行なうことでWindows 8の各機能へ直接アクセスできる拡張メニューを表示する
Modern UIのアプリ1個につき1つのウィンドウで表示する機能
Windowsアプリケーション用のPDFプリンタを用意
Dropbox、Google Drive、SkyDrive、iCloud、Photo Streamなどのクラウドストレージをサポートし、ローカル、仮想マシン間のデータ同期をやりやすくした
マルチディスプレイ環境でのセッションを保存しておける機能
Windows仮想環境からのThundebolt/FireWire接続ストレージの利用をサポート
Linuxは新たなディストリビューションへの対応や、ゲストユーザー時のアプリケーション共有などの機能を追加した

(多和田 新也)