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NVIDIA、GPU事業は好調も2014年度第2四半期は減収減益に

8月8日(現地時間)発表

 米NVIDIAは8日(現地時間)、2014年度第2四半期(5月~7月)の決算を発表した。これによると、米国会計基準に基づく売上高は前年同期比6.4%減の9億7,720万ドル、純利益は同19%減の9,640万ドル、1株当たり利益は同15.8%減の0.16ドルと、減収減益となった。

 同四半期は、データセンター向けのGRID仮想グラフィックスの出荷開始などもあり、GPU事業が好調で、4四半期連続で利益を更新。一方、モバイル向けのTegraの業績については、Tegra 4搭載のゲーミングAndroid端末「SHIELD」の米国外への出荷や、Kepler GPUコア内蔵の次世代Tegra「Project Logan」のサンプル出荷開始などにより、下半期は巻き返しを狙うと述べるに留まっている。

(若杉 紀彦)