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NTTドコモ、東京メトロ表参道駅で802.11ac公衆無線LANのトライアルを実施

~8月下旬から開始

7月25日 発表

 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社(NTTBP)、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)の3社は25日、東京メトロ表参道駅において、IEEE 802.11ac(Draft)を用いた公衆無線LANのトライアルを実施することを発表した。実施期間は2013年8月下旬から2014年3月末。

 東京メトロ銀座線/千代田線/半蔵門線が乗り入れる表参道駅の駅チカ商業施設「Echika表参道」内で実施されるトライアルで、今後のサービス展開に向けて、トライアル環境におけるエリア、スループットなどの検証が行なわれるほか、ユーザーが11ac環境を体験することもできる。

 本トライアルを体験するには、NTTドコモが提供する無線LANサービス「docomo Wi-Fi」への加入が必要で、PCでも利用できる。11ac対応のスマートフォンの利用者であれば、NTTBPと東京メトロが実証実験中の情報配信サービス「MANTA」の専用アプリをインストールすることでも利用可能。

 802.11ac対応アクセスポイントは、Echika表参道内の「MARCHE DE METRO」(フードコート広場)、「ESPACE APPETIT」(食のトレンドゾーン)など3カ所に設置され、最大1.3Gbpsでの通信に対応する。

(多和田 新也)