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Samsung、転送速度1,400MB/secを謳うPCI Express接続のM.2 SSDを製品化

XP941
6月17日 発表

 韓国Samsung Electrocisは17日、M.2フォームファクタを採用したPCI Express接続のSSD「XP941」を発表した。すでに量産化が行なわれており、今四半期の早い時期に市場へ投入する予定。

 M.2(NGFF)フォームファクタは、SATAのほか、PCI Express接続にも対応しており、COMPUTEX TAIPEI 2013でもPlextorがPCI Express接続のM.2フォームファクタ採用SSDを展示していた。

 Samsungはニュースリリースの中で、XP941について“すでに量産化が始まっている”とし、このことから“業界初の薄型ノートPC向けPCI Express接続SSD”と謳っている。

 容量は128GB、256GB、512GBの3モデルをラインナップ。10nmクラスのNANDを仕様するとしている。詳しい仕様は公開されていないが、シーケンシャルの最大読み出し速度は1,400MB/secで、500GBのデータを6分、5GBのデータを36秒で読み出せるといったデータを示している。

 サイズはM.2フォームファクタで定められた22×80mm(幅×奥行き)の基板を採用。重量は約6g。

(多和田 新也)