ニュース

トレンドマイクロ、Windows XP対応製品のサポート期間を設定

~企業向けはMicrosoftのサポート終了から3年弱の猶予期間

5月23日 発表

 トレンドマイクロ株式会社は23日、Windows XP対応セキュリティ製品に対するサポート期間を発表した。

 Windows XPは2014年4月9日にMicrosoftによる延長サポート期間が終了するが、特に企業の環境入れ替えなどは中長期的な計画が必要で、その時点でOS移行が間に合わないユーザーの発生を想定。サポート終了OSを狙った攻撃などセキュリティリスクが高まることから、Microsoftによるサポート終了後も、セキュリティ製品のパターンファイルの提供やサポートセンターへの問い合わせ対応を一定期間継続する。

 企業向けの「ウイルスバスター コーポレートエディション」、「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」、「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」、「Trend Micro Deep Security 」、「Trend Micro Portable Security」は、2017年1月30日まで対応。

 ウイルスバスター コーポレートエディションは、オプションで提供される「脆弱性オプション」でのパッチ提供を含むほか、有償により2019年1月30日までサポートを受けられる。

 個人向けの「ウイルスバスター クラウド」は2015年12月31日まで対応する。

(多和田 新也)