NVIDIA、2013年度第3四半期売上高は過去最高の12億ドル

11月8日(現地時間)発表



 米NVIDIAは8日(現地時間)、2013年度第3四半期(8~10月)の決算を発表した。これによると、米国会計基準に基づく売上高は前年同期比12.9%増で過去最高となる12億410万ドル、純利益は同17.3%増の2億910万ドル、1株あたり利益は同13.8%増の0.33ドルとなった。

 同社社長兼最高経営責任者(CEO)のジェン・スン・フアン氏によると、Kepler GPUがゲーミングからスーパーコンピュータまで幅広く採用され、ARM SoCのTegra 3も好調だったという。

 具体的には、同四半期、同社はGeForce 600シリーズのラインナップをGeForce GTX 660 Ti/660/650 Ti/650へと広げ、スーパーコンピュータでは、米国オークリッジ国立研究所の次世代スーパーコンピュータ「Titan」への搭載が決定。Tegra 3は、Androidタブレット/スマートフォンのほか、MicrosoftのWindows RT機「Suraface」にも採用された。

(2012年 11月 9日)

[Reported by 若杉 紀彦]