10月17日 発表
ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社(GfK)は17日、2012年度上期(2012年4月~9月期)の薄型ノートPCの販売動向を取りまとめた。
報告によれば、MacBook AirやUltrabookなどの21mm以下の薄型ノートPCの販売台数は、2011年度下期(2011年10月~2012年3月)の1.6倍となり、ノートPC全体における数量構成比は7%、金額構成比は10%となった。
薄型ノートPCの平均価格は102,000円と一般的なノートPCより40%高いため、数量構成比に対して金額構成比の割合が大きい。高額にもかかわらず販売が拡大した理由として、消費者が薄型ノートPCに十分な価値を見出しているためとしている。
特に、薄型ノートPCの特徴でもある携帯性や機動性の高い製品が売れており、2012年度上半期では重量1.25kg未満の製品の構成比が46%を占めた。また、SSD搭載製品の比率は96%まで高まっている。
さらに、直前期と比較して40モデルから70モデルにラインナップが拡大し、液晶サイズも14~15型まで選択肢が広がった。光学ドライブやOfficeの有無など、用途にあわせて選択できるようになったことも一因としている。
薄型ノートPCの販売台数推移(出典:GfK) |
ノートPC全体における薄型ノートの構成比(出典:GfK) |
(2012年 10月 17日)
[Reported by 劉 尭]