ソニーは11日、Androidの「Google Play」にて電子書籍ソフト「Reader for Android」を無料で公開した。
Readerはソニーが独自で展開している電子書籍サービス。元々ソニー製のスマートフォンやタブレット端末の専用アプリとして組み込まれていたが、今回Google Playへの公開をもって、Android 2.3以上の端末であれば基本的に利用可能となった。
動作条件はRAM 512MB以上、本体メモリに30MB以上の空き容量を持つ端末で、ソニーとしてはSamsungの「GALAXY」シリーズや富士通の「ARROWS」シリーズなども動作条件を満たす機種として挙げている。Xperiaでの既存ユーザーはそのままアップデートされる。
公開に伴いUIデザインや機能も一新され、ストアがアプリ内で完結するようになった(従来はブラウザへのリンク)ほか、ページめくりのエフェクト、コンテンツの2ページ表示、コンテンツ内容を引用してのFacebook/Twitterへの投稿、読んでいるページをほかのデバイスと同期する機能などを搭載した。
本日より2013年1月15日まで、アプリをダウンロードしてReader Storeに登録すると書籍の購入に使える300ポイントをプレゼントするキャンペーンを実施中。
また同日、PlayStation Vita用の電子書籍ソフト「Reader for PlayStation Vita」も公開し、コミックコンテンツを中心に利用可能となる。
ページめくりのエフェクト | タブレットでのホーム画面 | 新しくなった支払いの画面 |
(2012年 10月 11日)
[Reported by 劉 尭]