株式会社東芝は、最大容量3TBを実現した3.5インチHDD「DT01A」シリーズ12機種を8月下旬より量産開始する。

　米国Western Digitalから買収した製造設備などの資産を活用して製品化したもの。容量は1.5TB/2TB/3TBの3種類を用意し、回転速度は7,200rpm(1.5TB/2TB/3TB)および5,700rpm(1.5TB/2TB)/5,940rpm(3TB)の3モデル、それぞれデスクトップPC向けとHDDレコーダ向けの2ラインナップで展開される。各モデルの仕様は下表の通り。

　このうち7,200rpm回転モデルでは、より静かにシークを行なう「静音シークモード」を搭載。3TBモデルでは約1dB、1.5TB/2TBモデルでは約2dB通常モードより騒音を低減できる。また、待機時に自動的に回転数を落とす機能をオプションで設定でき、一例としてDT01ACA300では消費電力を通常回転時の5.2Wから2.4Wまで約54%低減できる。

　インターフェイスはSATA 6Gbps。本体サイズは101.6×147×26.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は最大680g。