株式会社マウスコンピューターは、新型ケース採用のゲーミングデスクトップPC「G-Tune NEXTGEAR i620PA」シリーズを4月29日より発売する。
新型ケースは、HDDケージを必要最低限にカットすることで、大型ビデオカードを利用可能にした。また、サイドパネルにビデオカード用吸気口を設け、ゲーミングに好適な構造にした。
HDDケージは数を削りながらも、拡張ベイは5インチ×2、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×4を確保したほか、HDDはツールレスで取り付けできる。フロントフェイスの内部にはブルーLEDがあり、光が漏れ出すデザインになっているが、パネルを開けて簡単に消灯することもできる。さらに、フェイスの内側にある防塵フィルタはワンタッチで取り外しでき、USBやカードリーダの場所をケース下部から天板部に変更するなど、メンテナンス性/アクセス性にも配慮した。
主な仕様は、下位の「i620PA2」がCore i7-3770K(3.5GHz)、メモリ16GB、HDD 1TB、GeForce GTX 680(2GB)、DVDスーパーマルチドライブ、Intel Z77 Expressチップセット、Windows 7 Home Premium(64bit SP1)を搭載し、価格は14万円台。上位の「i620PA-SP」は、メモリを32GB、ストレージをSSD 60GB×2+HDD 2TB、OSをWindows 7 Professional(同)に変更し、価格は18万円台。
インターフェイスは、USB 2.0×8、USB 3.0×4、Gigabit Ethernet、DVI×2、DisplayPort、SDカード/メモリースティック/xD-Picture Cardスロット、音声入出力などを装備。
本体サイズは190×543×450mm(幅×奥行き×高さ)。USB光学マウスと、11キーロールオーバー対応オリジナルUSBキーボードが付属する。
内部構造 | ポート類は天板に | フロントフェイスは取り外し可能 |
また、15.6型ノートPC「LuvBook T」シリーズ4モデルも同日発売する。
主な仕様は、最下位の「LB-T510B」が、Core i7-3610QM(2.3GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 320GB、GeForce GT 640M(1GB、Optimus対応)、Intel HM76 Expressチップセット、1,366×768ドット表示対応15.6型液晶、Windows 7 Home Premium(同)を搭載し、価格は6万円台。最上位の「LB-T510X2」は、CPUをCore i7-3820QM(2.7GHz)、メモリを16GB、HDDを1TBに変更して、DVDスーパーマルチドライブを追加し、価格は11万円台。
インターフェイスは、USB 2.0×2、USB 3.0×2、eSATA、ミニD-Sub15ピン、HDMI出力、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+LE、130万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。
バッテリ駆動時間は約4.7時間。本体サイズは376×252×34.9mm(同)、重量は約2.6kg。
「LuvBook T」 | 背面 |
(2012年 4月 27日)
[Reported by 若杉 紀彦]