バッファローコクヨ、5台のデバイスまでペアリングできる「Simpring」規格
~第1弾はキーボード/マウス多数

Simpring対応レシーバー

3月上旬より順次発売
価格:3,465円~9,765円



 株式会社バッファローコクヨサプライは、5台のデバイスまでペアリングできる無線通信規格「Simpring」を立ち上げ、対応製品の第1弾として、キーボード2製品、マウス3製品、キーボード/マウスセット2製品を3月上旬より順次発売。

 Simpringは、ロジクールの「Unifying」に似た技術で、1つのレシーバーで最大5台までのデバイスをペアリングできる。Unifyingとは異なり、ソフトウェアなしでペアリングできるのが特徴で、デバイス側のCONNECTボタンを押したままレシーバに近づけるだけでペアリングできる。

 この仕組みのため、ソフトウェアをインストールできないPlayStation3などでもペアリング作業が行なえる。なお、6台以降に関しては、使用頻度に応じて自動的に頻度が低いペアリングを切る仕組みとなっている。

 通信は2.4GHz帯を利用し、最大10mの操作距離を実現する。

●マウス

 マウスは、S/M/Lの3サイズで形状が違う3製品を投入する。いずれもブルーLEDで読み取り精度を高めた「BlueFocus」センサーを採用する。いずれも3月上旬発売予定。

 「SRMB02」シリーズはSサイズの3ボタンタイプ。価格は3,465円。センサーの解像度は1,000dpi。電池は単4形×2で、想定使用可能時間は93日。本体サイズは40×75×29mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約25g(電池除く)。本体色はピンク、シルバー、ブラック、ホワイト、ブルー、グリーンの6色が用意される。

 「SRMB03」シリーズはMサイズの5ボタンタイプ。価格は4,200円。センサーの解像度は1,500dpi、ホイールはチルト対応。電池は単4形×2で、想定使用可能時間は243日。本体サイズは57×97×38mm(同)、重量は約53g(電池除く)。本体色はレッド、シルバー、ブラック、ホワイト、ブルー、パープルの6色が用意される。

 「SRMB01」シリーズはLサイズの5ボタンタイプ。価格は4,200円。センサーの解像度は1,500dpi、ホイールはチルト対応。電池は単4形×2で、想定使用可能時間は243日。本体サイズは76×115×40mm(同)、重量は約85g(電池除く)。本体色はピンク、シルバー、ブラック、ホワイト、ブルー、グリーンの6色が用意される。

SRMB02シリーズSRMB03シリーズSRMB01シリーズ

●キーボード

 キーボードは、テンキー付きのフルキーボードと、テンキーレスキーボードの2種類を投入する。

 「SRKB01BK」はテンキー付きの108日本語キーボード。発売は3月中旬以降で、価格は7,035円。アイソレーションタイプを採用し、キーピッチは19mm、ストロークは2.5mm。電池は単3形×2で、想定使用時間は約6カ月。本体サイズは446×123×25mm(同)、重量は約450g。本体色はブラック。

 「SRKB02WH」はテンキーなしの86日本語キーボード。発売は3月上旬で、価格は7,035円。パンタグラフ方式のキースイッチを採用し、キーピッチは16mm、ストロークは2.3mm。メディアプレーヤーの再生や音量調節が行なえるホットキーを装備する。電池は単4形×2で、想定使用時間は約10カ月。本体サイズは245×120×18mm(同)、重量は約160g。

SRKB01BKSRKB02WH

●キーボード/マウスセット

 キーボードマウスセットは、上記のキーボードSRKB01BKとマウスSRMB01(ブラック)を組み合わせた「SRKMB01」と、キーボードSRKB02WHとマウスSRMB02(ホワイト)を組み合わせた「SRKMB02」の2種類を用意する。発売時期は、SRKMB01が3月下旬、SRKMB02が3月上旬。価格はいずれも9,765円。

SRKMB01SRKMB02

(2012年 2月 27日)

[Reported by 劉 尭]