リコー、35万ページ耐久のA4モノクロレーザー

IPSiO SP 3510

3月1日 発売
価格:オープンプライス



IPSiO SP 3510SF

 株式会社リコーは、耐久性を向上させたA4モノクロレーザープリンタ「IPSiO SP 3510」、A4モノクロレーザー複合機「同3510SF」を3月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は前者が4万円前後、後者が6万円前後の見込み。

 それぞれ2010年1月に発売した「IPSiO SP 3410」、「同3410SF」の後継モデル。連続印刷速度28ppmを維持しつつ、耐久性を20万ページから35万ページへと75%向上させた。また操作パネルを改良し、視認性と操作性を向上。さらに3510SFでは新たにインターネットFAXやペーパーレスFAX受信に対応した。

 プリント部の主な仕様は共通で、印刷速度は片面28ppm/両面14ppm、解像度は1,200×600dpi、対応用紙がA4~A6、レター、リーガル、はがきなど。給紙トレイは250枚、手差しトレイは50枚の給紙が可能で、オプションで250枚の給紙トレイを増設できる。

 3510SFのスキャナ部は、光学解像度が1,200×1,200、出力が24bit、スキャン速度はカラー10秒以下、モノクロ5秒以下(600dpi時)。FAXはSuper G3をサポートする。

 両モデル共通で、インターフェイスはUSB 2.0とEthernetを備える。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7/Server 2003/Server 2008。

 3510のCPUはARM9 300MHz、メモリは64MB。本体サイズは370×392×262mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約12.5kg。

 3510SFのCPUはARM9 350MHz、メモリは128MB。本体サイズは420×397×463mm(同)、重量は約19kg。


(2012年 2月 22日)

[Reported by 劉 尭]