東芝、レグザリンクシェア搭載の23型「レグザPC」春モデル

dynabook REGZA PC D731/T9EB

2月下旬 発売

価格:オープンプライス



 株式会社東芝は、2012年春モデルとして23型ワイド液晶一体型PC「dynabook REGZA PC D731」シリーズを2月下旬より発売する。価格はオープンプライス。

 23型ワイド液晶を搭載する一体型PCで3モデルを用意。本体色はそれぞれプレシャスブラック、リュクスホワイト、シャイニーレッドの3色。なお、21.5型の「dynabook REGZA PC D711」は1月下旬より発売中。

 新機能として「レグザリンクシェア」を搭載。液晶TV/レコーダ「REGZA」シリーズに録画した番組を視聴できるほか、ネットワーク経由の放送中の番組視聴と録画番組の書き込みにアップデートで対応予定。また、Intel Wireless Displayに対応した。

dynabook REGZA PC D731/T9EWdynabook REGZA PC D731/T9ER

 上位の「D731/T9E」は店頭予想価格は21万円前後の見込み。ハードウェアは2011秋冬モデルとほぼ同じ。Windowsを起動せずTVが見られる「今スグTV」機能や、サブウーファー付きオンキヨー製ステレオスピーカーを搭載する。

 主な仕様は、Core i7-2670QM(2.20GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 2TB、Intel HM65 Expressチップセット、BDXLドライブ、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応23型ワイド液晶、地上/BS/110度CSチューナ×2(長時間録画対応)、地デジチューナ(今スグTV)、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)、Office Home and Business 2010(SP1)を搭載。また、Adobe「Photoshop Elements 9」、「Premiere Elements 9」が付属する。

 中位の「D731/T7E」は、従来モデルからCPU、メモリ、光学ドライブを強化した。スペックはD731/T9Eと同等で、今スグTV、サブウーファー、Adobeソフトが無い構成。店頭予想価格は19万円台半ばの見込み。

 下位の「D731/T6E」は、従来モデルからCPUなどを強化。主な仕様は、Core i3-2350M(2.30GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、地デジチューナ×1などを搭載。店頭予想価格は15万円前後の見込み。

 D731/T7E、D731/T6Eは、サブウーファー無しのオンキヨー製ステレオスピーカーを搭載する。

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 インターフェイスはほぼ共通で、USB 3.0×2、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、HDMI入力、D4入力、ブリッジメディアスロット、130万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 本体サイズは約562×190×439mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約9.5kg。

(2012年 2月 10日)

[Reported by 山田 幸治]