東芝、新広視野角技術採用のモバイル向け液晶

Soludina

10月18日 発表



 東芝モバイルディスプレイ株式会社は18日、新広視野角技術を採用したモバイル向け液晶ディスプレイ「Soludina」を発表した。2011年度内に量産を開始する。

 スマートフォンやタブレット端末向けの液晶ディスプレイ。高精細に適した画素構造を持つ新表示モードを採用することで、精細度に影響されることなく鮮明で広視野角を実現したという。仕様上では、上下左右ともに176度の視野角を持つ(コントラスト比10:1)。

 また、高精細化に適した駆動用低温ポリシリコンTFTと、スクリーンフィット技術を組み合わせることで、スマートフォンに最適な高精細さ/広視野角/薄型化を実現したという。

 モジュールは4.3型と7型の2種類を用意。解像度は前者が1,280×720ドットで342ppi、後者が1,280×800ドット(WXGA)で217ppi。表示色数は約1,677万色、コントラスト比は800:1。色再現範囲はNTSC比で71%。


(2011年 10月 18日)

[Reported by 劉 尭]