キングソフト株式会社は、統合オフィススイート「KINGSOFT Office 2012 Standard」を発売した。対応OSはWindows XP/Vista/7。
用意されるパッケージと価格は下表の通り。ダウンロード版ではワープロの「Writer」、表計算の「Spreadsheets」、プレゼンテーションソフト「Presentation」の単体も用意され、価格はそれぞれ1,980円。
【表】KINGSOFT Officeの構成と価格ダウンロード版 | USB起動版 | CD-ROM版 | |
Standard | 4,980円 | 4,980円 | 4,780円 |
Standard フォント同梱版 | 5,480円 | 5,480円 | 5,280円 |
Standard VBA対応版 | 5,480円 | - | - |
Standard VBA対応 フォント同梱版 | 5,980円 | - | - |
Personal(Presentationなし) | 3,480円 | - | - |
Standard パッケージアカデミック版 | - | - | 2,980円 |
ワープロ/表計算/プレゼンテーション制作ソフトが含まれる、Microsoft Office互換の低価格なオフィススイート。新たにOffice 2007以降で採用されたリボンUIを搭載した。従来のクラシックスタイルとの切り替えも可能。
Spreadsheetsでは、SUMIFS/COUNTIFS/AVERAGEIF/AVERAGEIFS/IFERRORの5つの関数を追加。重複データチェック機能も搭載した。また、Writer/Spreadsheets/Presentation共通で、Microsoft Officeのスマートアートの再現性を向上した。さらに、同社のオンラインストレージサービス「KDrive」に直接ファイルを保存する機能を追加した。
また、同日にAndroid向けオフィス文書編集アプリ「KINGSOFT Office for Android」を公開した。価格は2,980円。対応OSはAndroid 2.1~3.1。
(2011年 10月 7日)
[Reported by 劉 尭]