株式会社アイ・オー・データ機器は、2基のHDDを内蔵した高速NAS「HDL2-A」シリーズを10月上旬より発売する。対応OSはWindows XP/Vista/7/Server 2003/Server 2008、およびMac OS X 10.5以降。

　容量ラインナップおよび価格は、2TBモデルが33,285円、4TBモデルが44,415円、6TBモデルが61,215円。

　新チップを搭載することにより、RAID 0時で約100MB/secと、従来の「HDL2-S」シリーズと比較して約4倍の高速転送を実現した。RAID 1時でも約74MB/secで、大容量の動画ファイルの保存に好適とした。

　また、iPhone/AndroidなどのスマートフォンのWebブラウザから動画や音楽、写真、文書ファイルにアクセスできる機能を搭載。さらにDTCP-IPをサポートし、東芝製TV「REGZA」または日立製TV「Wooo」から本機へのダビングが可能(REGZAは6TBモデルを除く)。

　インターフェイスはGigabit Ethernet、USB 2.0ホストを2基搭載。本体サイズは約90×135×176mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.2kg。

　HDL2-Aの本体保証を3年(HDDは1年)に延長した法人向けモデル「HDL2-AH」も10月下旬に発売する。価格は2TBモデルが35,490円、4TBモデルが46,725円、6TBモデルが63,525円。また3TBの交換用HDDも受注生産で用意し、価格は33,285円。

　このほか、USB 3.0対応のポータブルHDD“ケーブル収納カクうす”「HDPV-UT」シリーズに、容量1TBモデルを追加し、10月下旬より発売する。本体色はスノーホワイト、ピアノブラック、プラチナゴールドの3種類で、価格はいずれも16,485円。

HDPV-UT1.0W	HDPV-UT1.0K	HDPV-UT1.0G