東芝、液晶一体型PCを新ブランド「レグザPC」として投入

dynabook REGZA PC D731/T9D

9月中旬 発売

価格:オープンプライス



 株式会社東芝は、2011年PC秋冬モデルとして、新ブランドの液晶一体型PCを9月中旬より発売する。価格はオープンプライス。

新リモコン

 新モデルのブランドは「レグザPC」。正式なシリーズ名は「dynabook REGZA PC」で、dynabook Qosmio Dシリーズの後継になる。従来のdynabook Qosmio D711は、21.5型だったが、新機種は上位を23型に大型化し、デザインを一新。付属のリモコンがTVのレグザのものをベースにした新リモコンになった。

 最上位の「D731/T9D」では「今スグTV」機能、オンキヨー製スピーカーにサブウーファーを追加。今スグTVは、電源OFFの状態から約5秒でTVが見られる機能。このほか、Adobeの「Photoshop Elements 9」、「Premiere Elements 9」のメディアが添付される。スペック面は、CPU、メモリ容量が強化された。

 主な仕様は、Core i7-2670QM(2.20GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 2TB、Intel HM65 Expressチップセット、BDXL対応Blu-ray Discドライブ、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応23型ワイド液晶、地上/BS/110度CSデジタルTVチューナ2基(長時間録画対応)、地デジチューナ(今スグTV)、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)、Office Home and Business 2010を搭載。店頭予想価格は22万円台半ばの見込み。

dynabook REGZA PC D731/T9DWdynabook REGZA PC D731/T9DBdynabook REGZA PC D731/T9DR
本体背面右側面左側面

 インターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、HDMI入力、D4入力、SDXCカード/メモリースティック対応スロット、130万画素Webカメラなどを備える。

 本体サイズは約562×190×439mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約9.5kg。

 このほか、Core i5-2430M(2.40GHz)、メモリ4GB、BDドライブ、3波チューナなどを搭載する中位モデル「D731/T7D」、Pentium B950(2.10GHz)、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、地デジチューナの下位モデル「D731/T5D」を用意。店頭予想価格は順に、18万円台半ば、15万円前後の見込み。

 本体色はそれぞれ、リュクスホワイト、シャイニーレッド、プレシャスブラックの3色。

D731/T7DW、D731/T5DWD731/T7DB、D731/T5DBD731/T7DR、D731/T5DR

 夏モデルと同じ液晶サイズのエントリー機「D711/T3D」も同時に発売する。Celeron B800(1.50GHz)、21.5型フルHD液晶、地デジチューナなどを搭載し、店頭予想価格は12万円前後の見込み。本体色はリュクスホワイト、プレシャスブラックの2色。

D711/T3DWD711/T3DB

(2011年 9月 5日)

[Reported by 山田 幸治]