ワコム、紙に書いたものをデータ化できるデジタルペン

Inkling(利用イメージ)

9月下旬 発売
価格:17,980円



ペン本体と付属品など

 株式会社ワコムは、紙に書いた文字や図などをデータ化できるデジタルスケッチペン「Inkling」(型番:MDP-123)を9月下旬より直販Webサイト「ワコムストア」で発売する。価格は17,980円。対応OSはWindows XP/Vista/7、およびMac OS X 10.4以降(10.7は対応予定)。

 レシーバを紙の上部に取り付け、付属のペンを使って紙に書いたものをデジタルデータ化する製品。データはレシーバ側に保存され、1,024レベルの筆圧も検出可能。データは付属ソフト「Inkling Sketch Manager」で、編集やレイヤーの追加/削除などが行なえる。

 読取りは赤外線/超音波検知方式を採用。読み取り可能範囲は最大A4まで。ペンにニッケル水素電池、レシーバにリチウムイオンポリマー電池を採用し、3時間の充電でペンは最長15時間、レシーバは最長8時間の駆動が可能。レシーバのメモリ容量は2GBで、「A4サイズで数百ページ保存可能」としている。

 データの保存形式はPDF/SVG/PNG/TIFF/JPG/BMP。PCとの接続はUSB。サイズおよび重量は、ペンが17×153mm(直径×高さ)/約21g、レシーバが71×32×16mm(幅×奥行き×高さ)/約38g、充電ケースが173×63×25mm(同)/約60g。

 オプションの替芯は、黒ボールペン芯4本セットが1,050円、12本セットが2,100円。ペン用充電池が1,575円。


(2011年 8月 30日)

[Reported by 劉 尭]