株式会社リコーは、A4モノクロレーザープリンタ「IPSiO SP 4310」、「同4300」を8月8日に発売する。価格は前者が76,440円、後者が68,040円。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7/Server 2003/Server 2008で、オプションでMac OS 8.6、Mac OS X 10.1以降にも対応する。
それぞれ2009年1月に発売した「IPSiO SP 4210」、「同4010」の後継機種。従来は印刷速度で差別化していたが(4210が36ppm、4010が25ppm)、新製品では給紙トレイの給紙枚数で差別化。4300を4310の半分に当たる250枚にすることで、本体の高さを抑えた。オプションの給紙トレイも500枚と250枚のタイプを2種類用意した。
新機能として「ECOナイトセンサー」を搭載。周囲の明るさを検知し、自動的に省エネモードに移行する機能を搭載した。また、PCから曜日や時間を指定して、自動的に省エネモードへの移行や復帰を行なえる「オートオフスケジューラー機能」も搭載した。操作パネルも新たにハードウェアテンキーを搭載。パスワードやIPアドレスの設定などが簡単に行なえるとしている。
主な仕様は、CPUがRM7035C-466MHz、メモリが256MB(最大512MB)、最大印刷解像度は2,400相当×600dpi、対応用紙はA4~A6、リーガル、レター、はがき/封筒(手差しトレイ)など。手差しトレイの給紙枚数は100枚。製品寿命は60万ページまたは5年のいずれか早い方。
インターフェイスはEthernet、USB 2.0で、オプションでGigabit Ethernet、パラレルポート、IEEE 802.11a/b/g対応無線LANを追加可能。また、80GBのHDDもオプションで追加可能。
本体サイズおよび重量は、4310が388×450×345mm(幅×奥行き×高さ)/約17.5kg、4300が388×450×306mm(同)/約15.8kg。
(2011年 7月 26日)
[Reported by 劉 尭]