パナソニック、ヘルスケア向けタブレットPC「TOUGHBOOK H2」

TOUGHBOOK H2 ヘルスケアモデル

10月7日より順次発売

価格:オープンプライス



 パナソニックは、10.1型タブレットPC「TOUGHBOOK H2」(CF-H2)を10月7日より順次発売する。価格はオープンプライス。

フィールドモデル

 耐薬品性能を備えるヘルスケアモデル、半透過型液晶で視認性を高めたフィールドモデルを用意し、それぞれに標準モデル、ワイヤレスWAN内蔵モデルがある。

 いずれもIntelの第2世代Coreプロセッサー・ファミリーを採用。従来のCF-H1はAtom Z540だったため大幅に性能が向上した。CPUは超低電圧版のCore i5-2557M vPro(1.70GHz/ビデオ機能内蔵、TurboBoost 2.70GHz)を搭載する。

 フィールドモデルは半透過型液晶を採用したことで、快晴時の太陽光を反射した場合、最大約6,000cd/平方m相当の輝度を実現した。

 バッテリ2つのシステムを継承し、新製品は2つ同時、約3時間で急速充電できる。CF-H1では約5.5時間だった。また、インターフェイスにUSB 2.0、シリアルポート、LANを標準搭載した。

 セキュリティ機能は、BIOSでのパスワード認証やHDD保護、TPMセキュリティチップ、Intelのアンチセフト対応ワイヤレスWANを備えるほか、NTTドコモのFOMAネットワークを介したショートメッセージ(SMS)によるPC起動で、遠隔操作のデータ消去やプログラム起動が可能。

 主な仕様は、Core i5-2557M vPro、メモリ2GB(最大2GB)、HDD 160GB、Intel QM67 Expressチップセット、1,024×768ドット(XGA)表示対応10.1型タッチパネル/デジタイザー液晶、Windows 7 Professionalを搭載。

 インターフェイスはGigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、USB 2.0、シリアルポート、クレードル用コネクタを装備。ワイヤレスWANモデルはFOMAカードスロットを備える。

 バッテリ駆動時間は約7.5時間。本体サイズは274×268×34~58mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.58kg。

(2011年 7月 12日)

[Reported by 山田 幸治]