エプソンダイレクト株式会社は、個人/SOHOなどを対象にし、価格を引き下げた新シリーズ「Endeavor S」を発表した。
Endeavor Sシリーズは、BTOメニューの絞り込みによる仕様の固定化と、サポートメニューの簡略化などで価格を引き下げた。製品仕様をパッケージ化することで、BTOを難しく感じていたユーザー層の取り込みも目指す。
サポートは、1年間無償保証(預かり修理)はそのままで、3年間部品保証が省略される。また、定額保守メニューは、「3年間安心サービスセット」のみとなる。
そのほか、20台以上導入時に初期設定を行なうキッティングBTOに対応しない、エナジースター認証を取得しないなど、規模の大きい企業向けの要件が省略された。
また、Sシリーズ発売のキャンペーンとして、Sシリーズ全体で最初の1,000台、または6月21日17時までに受注された製品は5,000円引きとなる。また、7月11日17時まで、Sシリーズの送料を無料とする。
Endeavor Sシリーズは、当初5機種が用意される。別記事で紹介した新機種のNY3200Sに加え、ノート2機種とデスクトップ2機種の仕様と価格を見直し、Sシリーズとして発売する。
●5万円を切った14型ノート「Endeavor NY2100S」14型ノートNY2000の後継機種で、HDD容量が250GBから320GBへ強化された。また、インストールされるWindows 7がSP1となっている。
下位のCeleron P4600(2GHz)モデルは、7,250円値下がりして47,980円に、上位のCore i5-460M(2.53GHz)モデルは10,200円値下がりして64,980円となった。
●10.1型ネットブック「Endeavor Na14S」「Endeavor Na14S」 |
Atom N550(1.50GHz)ベースのネットブックで、従来機種の「Na04mini」の後継機種となる。ハードウェアの変更はない。インストールされるWindows 7 StarterはSP1となった。Sシリーズになったことで、2,820円値下がりして、34,980円となった。
●3万円を切ったスリムデスクトップ「Endeavor AY311S」
「Endeavor AY311S」 (ディスプレイは別売) |
従来機種「Endeavor AY301」の後継機種で、ハードウェアの変更はない。インストールされるWindows 7はSP1となった。Sシリーズになったことで、下位のCeleron 430(1.80GHz)モデルは6,770円値下がりして、29,980円となった。上位のCore 2 Duo E7500(2.93GHz)モデルは、8,470円値下がりして42,980円となった。
●HDDが320GBになったネットトップ「Endeavor NP25S」
「Endeavor NP25S」 (ディスプレイは別売) |
超小型PC「NP15」の後継機種。デュアルコアのAtom D525(1.80GHz)+Windows 7 Home Premium(32bit)+2GBメモリという、ネットトップとしては充実した仕様はそのままで、HDDが320GBへ強化された。Windows 7はSP1となる。価格は840円安くなって28,980円となった。
●SSDの5,000円引きキャンペーン
なお、Sシリーズではないが、「Endeavor Pro5000」について7月11日17時まで、BTOオプションのSSDをキャンペーン価格とする。キャンペーンバリューは5,250円で、Intel製120GB SSDは33,600円が28,350円となる。
(2011年 6月 14日)
[Reported by 伊達 浩二]