日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、個人市場向けノートPCとしては最上位機種となる「ENVY 17-2000」を自社の直販サイトで4月下旬から発売する。直販価格は99,960円から。
ENVY 17-2000は、17.3型液晶を搭載した大型のノートPCで、新デザインの筐体はアルミ製でシャーシも金属製。外装は、素材感を生かしたメタルエッチングデザインとなっている。
最小構成時は、Core i5-2410M(2.30GHz)、AMD Radeon HD 6850 GPU、4GBメモリ、640GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、17.3型ワイドHD(1,600×900ドット)+ハードコートクリスタルビュー液晶など。
ハイエンド機種らしいBTOには選択肢が多い。CPUはCore i7-2630QM(2GHz)/2820QM(2.30GHz)、メモリは8GB、液晶は1,920×1,080ドットのフルHD液晶、ストレージに1.28TB RAID 0構成のHDDや、Intel製160GB SSD+640GB HDDのハイブリッド構成、スロットローディング式Blu-ray ROMドライブなどが用意される。
インターフェイスはUSB 3.0、Mini DisplayPort、HDMI、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth、5in1メディアスロットなど。外付けディスプレイ端子が多く、GPUのAMD Eyefinity機能を使用して、最大3台のディスプレイが外付けできる。表示解像度は1,920×1,080ドット×3で、横方向に5,760ドットの表示が可能となる。この場合は、PCの内蔵液晶には表示されない。PCの内蔵液晶+2台の外付けディスプレイという構成も可能。
OSはWindows 7 Home Premium(64bit)。アプリケーションはAdobe Photoshop Elements 9/Premire Elements 9が標準搭載され、Microsoft Office Personal 2010が選択可能となっている。
スピーカーはサブウーファが独立した2.1ch構成で、左右のBeats Audioスピーカーは本体前面に、サブウーファは底面に搭載される。
(2011年 4月 4日)
[Reported by 伊達 浩二]