日本HP、最上級のノートPC「ENVY」
~音楽に重点を置いたBeats Editionを投入

HP ENVY 14 Beats Edition

9月30日 発売
価格:オープンプライス



キーボードバックライト点灯時

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、個人市場向けノートPCの上級シリーズ「ENVY」を発表した。

 ENVYは、「最上級のノートPC」であり、「何も妥協しない、人々が羨望するノートPC」であるとしており、他の人と異なる海外ブランドの製品をクールに所有したい層をターゲットにしている。

 今回発表されたのは、「HP ENVY 14 Beats Edition」1機種で、HP Directplus直販モデルと量販店モデルが用意される。ヒップホップミュージッシャンのDr.Dre(ドクター・ドレー)がプロデュースする「Beats Audio」のシグネチャーモデルで、音楽を聴くためにつくられたノートPCとしている。

 量販店モデルは10月7日発売、オープンプライスで店頭予想価格は13万円前後。HP Directplus直販モデルは9月30日発売で、直販価格は14万円前後から。仕様の違いはHDDの回転数のみで、量販店モデルは5,400rpm、直販モデルは7,200rpmとなる。

 黒いボディに、赤い「Beats」ロゴが刻印され、赤いバックライトのキーボード、専用のデスクトップテーマとアイコンが装備される。

 パッケージも専用で、黒と銀でENVYのロゴが入った専用ボックスが使用される。マイクロファイバー製の専用スリーブも添付されるなど、高級感のある演出がなされている。

 本体内には、Dr.Dreがチューニングを行なったDSPを内蔵し、クリアな音楽が楽しめるという。

 主な仕様は、14.5型1,366×768ドット液晶、Core i5-460M/i7-720QM CPU、Mobility Radeon HD 5650(1GB)GPU、4GBメモリ、640GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ(スロットローディング)など。インターフェイスはUSB 2.0×3、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth、HDMI、mini DisplayPort などを備える。

 OSはWindows Home Premium(64bit版)で、AdobeのPhotoshop Elements 8やPremium Elements 8もインストールされる。

 バッテリ駆動時間は、標準で約6.5時間。オプションのスリムバッテリ使用時は約13時間。

(2010年 9月 30日)

[Reported by 伊達 浩二]