中部電力株式会社で12月8日未明に起きた瞬間的な電圧低下で、三重県四日市にある東芝のNANDフラッシュメモリ工場が影響を受けた。
今回の電圧の低下により、工場の一部が停止。現在は影響を精査している段階だが、現時点では2011年1月から2月の出荷量が最大で2割ほど減少する可能性があるという。10日には通常操業に復旧する見通し。
今回の問題は、四日市火力発電所構内にある変電所の開閉設備で不具合が発生したためだという。この影響で、愛知県の西部、三重県の北部、岐阜県の西部を中心とした供給電力の電圧が0.07秒程度低下した。
(2010年 12月 9日)
[Reported by 山田 幸治]