米Avago Technologyは8日(現地時間)、マウスやトラックボールの入力デバイス向け光学センサーSoC「ADNS-2700」を発表した。1,000個ロット時の単価は0.75ドル。
業界最小という8ピンの光学センサーSoC。画像収集のIAS、画像から動きの方向や距離の値を生成するDSP、生成した値からUSBモーションデータに変換するUSBストリーム出力などをDIP(デュアル・インライン・パッケージ)にまとめた。さらに、発振器、プルアップ抵抗も組み込まれている。
プログラム可能なメモリを備え、ベンダーID、プロダクトIDを入力可能なほか、分解能やセンサー方向を設定できる。光学センサーの分解能は最大1,250cpi、追従性能は30ips、加速度性能は8G。ボタンは3つ(ホイール含む)まで対応する。
(2010年 12月 9日)
[Reported by 山田 幸治]