Intel、2010年第3四半期も過去最高の売上を更新

10月12日(現地時間)発表



 米Intelは12日(現地時間)、2010年第3四半期の決算を発表した。これによると、売上高は前年同期比18%増の111億ドル、営業利益は41億ドル、純利益は30億ドル、1株あたり利益は52セントと堅調な実績を残した。

 今四半期は売上高、営業利益ともに過去最高となるもので、同社社長兼最高経営責任者のポール・オッテリーニ氏は「今回の業績は、企業顧客からの堅調な需要、業界をリードする製品の販売、そして新興市場の成長によってもたらされた」と述べている。

 詳細を見ると、PCクライアント事業部とデータセンター事業部の売上は、ともに前期比3%増で、モバイル向けCPU、サーバー向けCPUとも売上は過去最高だった。

 一方、Atomと関連チップセットの売上は同4%減となっているものの、今後はWindows端末はもとより、Google TV、Android、MeeGo端末でのAtomの幅広い採用が見込まれるとしている。

(2010年 10月 13日)

[Reported by 若杉 紀彦]