IDC、第2四半期の国内インクジェット市場動向を発表
~出荷台数は0.4%減、複合機の比率が83.9%に

9月30日 発表



 IDC Japan株式会社は9月30日、2010年第2四半期の国内インクジェットプリンタ/複合機の市場動向を発表した。

 これによると、出荷台数は124万台で前年比0.4%減、単機能プリンタは20万台(同19.9%減)、複合機は103万9,000台(同4.5%増)となった。複合機の比率は83.9%に上昇し、IDCでは2012年通期で85%に達すると見ている。

 インクジェット複合機は価格が低下し、プリンタ機能のみの機種よりも多機能な複合機を選択するユーザーが増加したことが主な理由だという。さらに、この四半期では秋モデルが例年より早く発表され、旧モデルの在庫の出荷を急いだことも要因だとしている。

国内インクジェットプリンタ/複合機の出荷台数比率推移 2009年Q2~2010年Q2
出典:IDC Japan, 9/2010

(2010年 10月 1日)

[Reported by 山田 幸治]