株式会社リンクスインターナショナルは、Corsair製のATXケース「CC600T」を10月2日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22,800円前後の見込み。
前面と上面それぞれに200mm角ファンを1基ずつ、背面に120mm角ファンを1基搭載し、冷却性を高めたケース。本体上部にファンコントロール用の大型のノブを備え、連動した2基の200mm角ファンの速度を変更できる。
マザーボードのベースの裏にスペースが設けられており、ケーブルを後ろに回すことでケース内のエアフローを改善できる。また、バックパネル付きのCPUクーラーを装着できるよう、マザーボードベースのCPUソケット部分がくり抜かれている。
3.5インチシャドウベイは2.5インチにも対応したトレー式で、容易に取り外しが可能。うち3基は取り外して本体底面に移動可能で、長いビデオカードを装着できる。拡張スロットは8基で、2スロット占有型のビデオカードを最下段のスロットで利用できる。
このほか、ツールレスの5インチベイやUSB 3.0ポート、レバーで取り外し可能なサイドパネル、サイドパネルのキーロック機構、底面吸気口に取り外し可能なフィルタなどを備え、利便性を高めた。
対応フォームファクタはATX/microATX。拡張ベイは5インチ×4、3.5インチシャドウ×6。フロントインターフェイスとして、USB 2.0×4、USB 3.0、IEEE 1394、音声入出力を備える。
本体サイズは265×592×507mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.3kg。電源は別売り。
本体内部 | 本体上面の200mm角ファン | 移動可能な3.5インチシャドウベイ |
底面の取り外し可能なフィルタ | ファンコントローラ | レバー式のサイドパネル |
(2010年 10月 1日)
[Reported by 劉 尭]