株式会社ディラックは、台湾BitFenix製のフルタワーゲーミングゲース「Colossus」を9月中旬より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は2万円前後の見込み。本体色はブラック、ホワイトの2色が用意される。
BitFenixは、Cooler Masterのブランド「CM Storm」を展開していたメンバーが中心になって設立した新しいメーカー。ゲーマー向け製品を中心に展開していく予定。国内ではディラックが販売代理店契約を締結している。今回、PCケースの第1弾としてColossusを発売する。
Colossus Black | |
Colossus White |
本体内部 |
天板に独自の「S3」という格納システムを用意。小物入れになる格納場所と、USB 3.0などのインターフェイスを備える。S3はフタをした状態でも接続したケーブルを外に出せる。筐体には5本のラインが走り、側面は波のようなデザインで、LEDによって青色、赤色に光る仕掛けを備える。フロントパネルは左右の両開きが可能。
冷却ファンはフロント、トップそれぞれに230mm角ファンを搭載し、リア、ボトムに120mmまたは140mm角ファンを追加できる。
対応マザーボードはMini-ITX、microATX、ATX、E-ATX。拡張スロットは8基。S3のインターフェイスはUSB 3.0×2、USB 2.0×2、eSATA、音声入出力を備える。ドライブベイは5インチ×5(1つは3.5インチで利用可能)、3.5インチシャドウ×7。拡張スロットやドライブベイはツールフリーデザインを採用する。
本体サイズは245×582×558mm(幅×奥行き×高さ)。材質はSECCとABS。
(2010年 9月 1日)
[Reported by 山田 幸治]