株式会社バッファローは、「バーチャルバンクメモリーテクノロジー」を搭載したDDR2 SO-DIMM「VB2N800-1G」を8月下旬に発売する。価格は8,925円。

　バーチャルバンクメモリーテクノロジーは、PCの動作状況に応じて、1Gbit×1バンク、または512Mbit×2バンクを自動的に切り替えて動作させることができる技術。

　同社は、2006年1月～2007年1月に発表されたノートPCを調べたところ、1GbitのDRAMを正しく認識できないPCが約31%存在したという。本製品では1GbitタイプのDRAMを512Mbitとして認識させることができるため、互換性が向上し、512Mbit品が供給不足になっても本製品を利用することでメモリ容量を増やせるとしている。

　VB2N800-1Gの主な仕様は、容量が1GB、速度が800MHz、CL=5、駆動電圧は1.8V。JEDEC規格に準拠する。ソケットは200ピンのSO-DIMM。高速化ソフトウェア「ターボPC」や「ターボコピー」を含むツール集「バッファローツールズ」のダウンロード特典が付属する。