HP、第3四半期は法人向けが好調で増収増益

8月19日(現地時間)発表



 米Hewlett-Packard(HP)は19日(現地時間)、2010年第3四半期(5月~7月)の決算を発表した。これによると売上高は前年同期比11%増の307億ドル、米国会計基準に基づく純利益は同6%増の18億ドル、1株あたり利益は同9%増の0.75ドルとなった。

 地域別売上高は、アメリカ地域で12%、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域で9%、アジア太平洋地域で14%といずれも10%前後の伸びを示した。

 事業部別に見ると、PC関連のPersonal Systems Groupは出荷台数が12%増、売上高は17%増の99億ドルだった。ノートPCの売り上げは10%増と好調だが、デスクトップは27%増とその3倍近い。個人と法人では前者が12%増、後者が25%増。

 プリンタ関連のImaging and Printing Groupの出荷台数は16%増、売上高は9%増の62億ドル。こちらも法人が44%増と好調。個人向けは9%増だった。

(2010年 8月 20日)

[Reported by 若杉 紀彦]