米Razerは18日(現地時間)、メカニカルスイッチを採用したゲーミングキーボード「BlackWidow」および「同Ultimate」を発表した。9月より出荷開始され、価格はそれぞれ79.99ドル、129.99ドル。
一般的なメカニカルスイッチのキーボードは、キーが固いため疲労が大きくゲーマーには向かないとされていた。今回、同社は3年をかけてフルスクラッチでゲーマー向けのメカニカルスイッチ式キーボードを開発した。
BlackWidow Ultimate |
この独自のメカニカルスイッチは、カチっとした反応とマウスに似たクリック感があり、確実な打鍵感を得られる一方で、長時間のゲームプレイでも疲れにくいという。荷重は50g、キーストロークは4mm。
Ultimateはこれに加え、すべてのキーのバックライトと、オーディオ入出力端子、USBポートを装備する。
このほか、左手に5個のゲーミングキーを装備。各キーはカスタマイズ可能なほか、オンザフライでマクロを記録可能。最大10個までのプロファイルを保存できる。
ポーリングレートは1,000Hz。インターフェイスはUSB。対応OSはWindows XP/Vista/7。本体サイズは約475×171×30mm。重量は1.4kg。
(2010年 8月 19日)
[Reported by 若杉 紀彦]